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モンテソーリ教師・保育士が伝えたい育児が楽しくなる子育て術5

前回のコラム

子どもたちにつけて欲しい3つの力 3つ目

子どもたちにつけて欲しい3つの力最後のご紹介です。
3つ目の力は『コミュニケーション力』です。


どんなに賢くても相手の気持ちを知ったり、自分の気持ちを表現したり、お互い尊重しながらでないと社会生活は難しいですよね。

コミュニケーション力の第一歩は、話す力、聞く力の2つになります。


基本的なことですが、周りの大人の関わりでこの2つの力は大きく変化していきますので、小さい頃にどのように関わったらいいかのポイントをお伝えできたらと思います。

0歳からできること


胎児の時から赤ちゃんは周りの音をよく聞いています。当たり前のことですが、日本語を聞いて育つと日本語を話して。英語で話しかけられたら英語を話すようになります。


私も英語圏で育ったら英語得意だったのかな?なんて思うことありますよね。
まだ言葉の話せない赤ちゃんたちは、話しかける言葉を必死に覚えよう!としています。


話しかけられた人の口元をじーとみたり、「あー、うー」と言いながら話す練習をしたり、誰にも教わってないのに本能で練習してるなんてすごいですよね。


一生懸命に練習している赤ちゃんに私たちが協力できことは、「たくさん話しかける!」簡単に言うとこれだけです。話しかけ方のコツがいくつかあるのでご紹介致します。

赤ちゃんの好む音

赤ちゃんは

  • 「機械の音より人の話し声が好き」
  • 「男性の低い声より女性の高い声が好き」
  • 「早口で抑揚のない声より、ゆっくりとした抑揚のある高い声が好き」

この3つを知っていると、赤ちゃんはよく話を聞いてくれます。
高い声で話しかけたり、ゆっくり話しかけたり自然と皆さんしていたりしますよね?


お父さんはいつもより高い声で、早口のお母さんはゆっくり話すように心がけるだけで全然違います。


保育士や教育テレビのお姉さんをイメージして頂けると分かりやすいでしょうか。


口を大きくあけて、ハッキリ、ゆっくり話していますよね。

おすすめの声かけ法

「たくさん話しかける!」って言われても得意な方もいれば、喋らない赤ちゃんに何を話しかければいいのか…と悩まれる方もいらっしゃいます。


そんか方には「なんでも実況中継」をおすすめしています。


例えばオムツを変えるときに、「オムツ濡れてるかな?」「おしっこたくさんでたね!」「じゃあ、抱っこしてオムツ変えるところにいこうね」「ボタンはずすよ」「オムツ取ります」「きれいになって気持ちがいいね!」
これからすることを伝えたり、やっていることをそのまま伝えるだけで、オムツを替えるのにこんなにも声をかけられるんです!


1日何回もオムツ変えがあるのに大変!と思いますが、赤ちゃんは「オムツ」「おしっこ」「抱っこ」「ボタン」「気持ちいい」など色んな語彙を覚えていきます。


話す力がついてきた時に、抱っこをしてほしいとき「抱っこ」と言えるし、おしっこがしたい時や出た時に「おしっこ」と自然と表現できるようになるんです。
おむつ換えの時の声かけはトイトレの第一歩にも繋がってきます。


ただ、泣いて訴えてていた赤ちゃんが1歳を過ぎて自分の気持ちを表現してくれると育児の負担もぐっと減ってきますよ。


小さな声掛けの積み重ねで赤ちゃんはたくさんの言葉を自分の内側に貯めて、ちょっとずつ表現してくれるようになる瞬間は本当に感動します。


イヤイヤ期と呼ばれる時期も、どうして欲しいと表現してくれるので「イヤイヤ」という言葉や泣いて訴えるだけではなくなります。


関わる大人もお子さんの欲求に対して応えてあげることが出来る様になります。お子さんも意図が伝わるのでストレスが少なくなりますね!


「表現したい気持ちがある→伝え方が分からない→泣く→伝わらない→更に機嫌が悪くなる」ということになりにくいです。


なかなか外には出てこないお子さんもいらっしゃいますが、確実にその子の脳の中へインプットされているので焦らずインプットし続けてみてください。


おむつ替えに限らず、お食事、お散歩なんでも見えたもの、動作、触ったものについて言葉を添えてみるのもおすすめです。

聞く力を育てよう!

話す力はまずはインプット(言葉を繰り返し伝える)→アウトプット(発語)の繰り返しで獲得することができます。


聞く力を育てるためには、第一段階としてよく話を聞いてあげること。たくさん話を聞いてもらったお子さんは人の話もよく聞いてくれるようになります。

おしゃべりが上手になった頃、同じ話を何度も何度もすることが多いので、大人もつい何かをしながら適当に対応することもあるかもしれません。

もし、忙しくて聞けないときは「お皿洗ってるから待っててね!終わったらゆっくり聞くからね」と状況を伝えて待たせる経験も大切。
待ってくれた時には「待っててくれてありがとう!なぁに?」と伝えてお話をゆっくり聞いてあげる。

お子さんは待っていたら、お母さんは必ず対応してくれるという、待つ経験も一緒にすることができます。

待つ経験は話を聞く力にも大きく影響してくるので、日常のちょっとした時に経験できるといいです。

最後に

子どもたちにつけて欲しい3つの力『コミュニケーション力』についてご紹介させて頂きました。


0歳の赤ちゃんの時期から丁寧な声かけとやり取りをしているとその後の語彙力や学習意欲へも繋がってきます。集団生活ではお友だちや先生とのやり取りも楽しめるようになり、よりその子の人生が豊かになっていきます。


ぜひ、楽しんで実践して頂ければと思います。

執筆:川端愛未(保育士、モンテッソーリ教師)

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