ハイレベルとされる医学部受験。
合格を勝ち取るには、学校の勉強だけでは足りないので、
やはり、予備校に通う必要があるようです。

では、医学部受験に向けて予備校に通う場合、大体いくら位かかるのでしょうか?

<予備校の受講料はいくら位かかるの?>
大学受験の予備校は生徒の理解度、学習の進み具合、志望校等によって、
生徒が自分で受けたい講座を選んで受講する事が多いため、
子供によって塾代は大幅に変わります。

また、医学部受験の場合、現役生を対象にしたもの以外に、
卒業生や社会人を対象にした講座も多く開かれているようです。

まずは、現役生を対象とした講座を見ていきましょう。

<現役生対象の受講料はいくら?>
■河合塾 
●新高校3年生
ONE WEX医進英語、数学、物理、化学、生物:各16万9600円(授業料年間総額)
ONE WEX医進小論文:13万1200円(授業料年間総額)

どの教科を受講するかによって金額が異なりますが、仮に河合塾で
1年間上記の科目全てを受講した場合、1年間の授業料総額は、97万9200円になります。

■ACE ACADEMY<医学部予備校>
●新高校3年生
入塾金:5万4000円
月額:7万5600円
●新高校2、1年生
入塾金:5万4000円
月額:5万4000円

仮に、医学部予備校のACE ACADEMYに高校2年生から通った場合は、
入塾金5万4000円に加え、年間受講料54万円+75万6000円(4月~翌1月)となり、
2年間の総額で135万円となります。

次に、高卒生、社会人対応の予備校を見ていきましょう。

<高卒生、社会人対象の受講料はいくら?>
■ACE ACADEMY
入塾金:5万4000円
月額:10万8000円(税込)

先ほど、高校生を対象にした授業料は、2年間で135万円でしたが、
高卒生対象の場合は、1年間で総額113万4000円となります。

マンツーマンの個別指導で授業を受けたい場合は、こちらの予備校もあります。

■代々木ゼミナール
●プラチナ個別指導プレミアムコース(年間指導コース)
コンプリートプラン:800万円(税込、入会金、諸経費込み)
スタンダードプラン:420万円(税込、入会金、諸経費込み)

代々木ゼミナールの場合、授業のコマ数によって金額が異なるようですが、
個別指導ということもあり、金額が一気に上がります。

<まとめ>
医学部受験の予備校の授業料はピンからキリまであります。
授業料が高いからといって、合格率も高いかというと、そこは比例しないようです。
豪華な施設や膨大な広告費のせいで授業料が高い場合もありますので、
授業の質やお子さんの特性などを見極め、なおかつ、きちんと実績を出している予備校を選びましょう。