東進ハイスクールが行った調査によりますと、
難関大学に合格した高校生は、大学受験に向けて
高校1年生もしくは高校2年生から学習塾通いを始めていたとのことです。

難関校までいかないにしても、高校の基礎学力固めは遅くとも
高校3年生の春~夏には終わらせ、それ以降は志望校に向けての
演習や過去問を徹底的に行った方が良い(東進ハイスクール担当者談)
とのことです。

では、大学受験に向けて、学習塾に通う場合、大体いくら位かかるのでしょうか?

<大手予備校の受講料はいくら位かかるの?>
中学受験の場合、大手予備校は大体「月謝」という形で、
毎月受講料を支払うことが多く、生徒も皆同じ授業を受けます。

一方、大学受験の塾は生徒の理解度、学習の進み具合、志望校等によって、
生徒が自分で受けたい講座を選んで受講する事が多いため、
子供によって塾代は大幅に変わります。

参考までに東進ハイスクールの受講料をシミュレーションしてみました。

■東進ハイスクールの受講料

<例>
●高校2年生の春~
GMARCH文系の受験を想定
英語、国語、社会の3科目
志望校通期ユニット(模試、高速基礎マスターの金額込)

下記の合計7講座を受講
英語・・・文法、構文、長文読解の3講座を受講
国語・・・現国、古文の2講座を受講
社会・・・日本史を2講座受講

入学金 32,400円(税込)
担任指導費 32,400円(税込)
上記7講座分受講料 586,440円(税込)

高校2年生の塾代合計…651,240円(税込)

●高校3年生の春~
上記の基礎固めの追加分として
英語・・・2講座
国語・・・2講座
通期講座(1講座あたり)受講料 75,600円(税込)
75,600円×上記4講座=302,400円(税込)

高校3年生の塾代合計…302,400円(税込)

高校2年生から高校3年生の塾代総合計・・・953,640円(税込) (651,240円+302,400円)

東進ハイスクールで高校2年生から塾に通うと、
2年間で約100万円という金額になります。

一般的には、年間40万円~100万円かかるとも言われていますので、
お子様によっては上記のシミュレーションの金額より
もう少し多い金額が必要になる場合もあります。

また、塾に通わなくても、自宅で動画を見ながら授業を受講する
という方法もあります。

リクルートが運営している「スタディサプリ(旧:受験サプリ)」
というアプリは、月額980円でPCやスマホでいつでも何度でも
動画授業を受講できます。

「経済的、地域的な理由から生まれる教育の格差をなくし、
誰もが一流の教育を受けられるようにしたい。」という想いで作られたこのアプリは、
「神授業」とも称され、センター試験対策はもちろん、
私立・国公立の2次試験対策まで全て揃っています。

また、小学4年生~高校3年生の授業まで幅広く受講できますので、
高校生が基礎を復習することもできますし、小学生のお子様もこのアプリで勉強できます。

毎月980円という破格の金額でも、駿台予備学校・河合塾・東進ハイスクール・Z会等の
大手予備校の講師陣の協力も得て制作されているので、授業の質も充分高いといえます。

<まとめ>
大学受験にどのように立ち向かうのか?
塾に通って、みんなが勉強している中で切磋琢磨しながら勉強したい、
自宅で自分のペースで勉強したい、家庭教師でマンツーマンがいい・・・
勉強の仕方は子供によって違うので、子供の特性を見極めて子供に合った学習方法を選びたいですね。