毎年のように海外旅行にいっているお友達が居たら、その方はマイルを上手に貯めているのかもしれません。
うちも「今度の旅行は、マイルを使って無料で行きたい!」という方のために、今回はおトクにマイルをためる方法をご紹介したいと思います。
- <マイルを貯める方法をおさらいしましょう!>
- ■「マイル」、「マイレージ」って何?
- ■マイレージクラブの申込方法は?
- ■ANA/JAL カード
- ■ANAカード(一般カード)https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/reference/anacard/ichiran/?cat=01
- ■JALカード(一般カード)https://www.jal.co.jp/jalcard/card/regular.html
- ■ANA To Me カード(通称:ソラチカカード)http://www.jcb-card.jp/anacard/cp/?02117422402100&ad_id=com_anapc_tks_o_an0045
- ■ANA ワイドゴールドカード
- <お得にたくさんのマイルを獲得する方法>
<マイルを貯める方法をおさらいしましょう!>
そもそも、「マイル」、「マイレージ」とは、一体何でしょう?
■「マイル」、「マイレージ」って何?
マイルについて簡単にご説明いたしますと、「マイル」、「マイレージ」とは、各航空会社が顧客向けに行っている「ポイントプログラム」になります。
厳密にいうと、「マイル」とはポイントの単位であり、「マイレージ」とは各航空会社のポイントプログラムになります。
日本国内ですと、ANA(全日空)とJAL(日本航空)のマイルが人気で、どちらかの航空会社のマイルを貯めているという方も多いのではないでしょうか。
マイルは、飛行機に乗ったり、クレジットカードで買い物する事により、貯めることができます。
そして、貯まったマイルを使って、
●無料で飛行機に乗れる
●搭乗クラスをアップグレードできる
(例:エコノミークラスからビジネスクラスに変更)
●無料で提携ホテルに泊まれる
といった事ができる、おトクなサービスになります。
■マイレージクラブの申込方法は?
マイルを貯めるための申込方法は、主に3つ。
①各航空会社のサイトから申し込む
②飛行機に乗る際に申込用紙に記入して申し込む
③各航空会社発行のクレジットカードを作る
クレジットカードを作らずに、マイルを貯めたいという方は、①や②の方法で申し込むと入会金、年会費無料でクレジット機能なしのマイレージカードを発行することができます。
クレジットカードを持ちたくない方や年齢的にクレジットカードをまだ作れないお子様にオススメです。(マイレージクラブは年齢制限なし)
③の各航空会社発行のクレジットカードを作る場合は、クレジットカードを作ると同時にマイレージクラブに加入できますので、詳しくご紹介させていただきます。
■ANA/JAL カード
ANA https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/reference/anacard/ichiran/
JAL https://www.jal.co.jp/jalcard/index03.html
マイルを貯める上でかかせないのがクレジットカード。
普段、あまり飛行機に乗らない方でも、日々の買い物や公共料金の支払いでクレジットカードを上手に利用することによりマイルを貯めることができます。
ANAは全36種類、JALは全19種類のカードがあります。
それぞれ、VISA、マスター、JCBが選べたりゴールドカード、他社とのコラボカードといったラインナップになります。
年会費は、一般カードで初年度無料、2年目以降2,000円、ゴールドカードで15,000円~17,000円程度。
アメックス、ダイナース、JALカード(プラチナ)クラスで3万円前後の年会費となっています。
■ANAカード(一般カード)
https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/reference/anacard/ichiran/?cat=01
入会・継続ボーナス:1,000マイル
搭乗ごとのボーナスマイル:フライトマイルの10%
買い物で貯まるマイル:1,000円=1ポイント=5マイル
カード付帯保険:海外旅行傷害保険
傷害死亡・傷害後遺障害最高1,000万円
国内航空傷害保険最高1,000万円
初年度年会費:無料
2年目以降2,160円 家族会員:1,080円
■JALカード(一般カード)
https://www.jal.co.jp/jalcard/card/regular.html
入会搭乗ボーナス:1,000マイル
毎年初回搭乗マイル:1,000マイル
搭乗ごとのボーナスマイル:フライトマイルの10%
買い物で貯まるマイル:200円=1マイル
カード付帯保険:海外旅行・国内旅行傷害保険
傷害死亡・傷害後遺障害最高1,000万円
初年度年会費:無料
2年目以降2,160円 家族会員:1,080円
その他、空港のJAL売店にて5%オフ等の特典あり
■ANA To Me カード
(通称:ソラチカカード)
http://www.jcb-card.jp/anacard/cp/?02117422402100&ad_id=com_anapc_tks_o_an0045
JCBがANA、東京メトロと提携して発行する、通称 ソラチカカード。
PASMOを搭載しているので、このカードを改札でタッチすれば電車に乗る事ができます。
PASMOの残高が減ってきたら自動でチャージされるオートチャージ機能を利用
すれば、さらにマイルが貯まります。
また、ANAマイルが貯まるのはもちろん、JCBのOkiDokiポイント、メトロポイントも貯まるおトクなカードです。
入会・継続ボーナス:1,000マイル
搭乗ごとのボーナスマイル:フライトマイルの10%
買い物で貯まるマイル:1,000円=1ポイント=5マイル
カード付帯保険:海外旅行傷害保険
傷害死亡・傷害後遺障害最高1,000万円
国内航空傷害保険最高1,000万円
初年度年会費:無料
2年目以降2,160円 家族会員:1,080円
■ANA ワイドゴールドカード
一般カードの年会費2,160円と比べるとゴールドカードの年会費は15,120円と高いですが、様々なメリットがあります。
入会・継続ボーナス:2,000マイル
搭乗ごとのボーナスマイル:フライトマイルの25%
買い物で貯まるマイル:1,000円=1ポイント=10マイル
カード付帯保険:海外・国内旅行傷害保険
傷害死亡・傷害後遺障害最高5,000万円
国内航空傷害保険最高5,000万円
年会費:15,120円 家族会員:4,320円
前年度のカード利用額によりマイル還元率が変わりますので、カード利用が多く、出張などで飛行機に乗る回数が多い方にはオススメです。
国内ラウンジを無料で利用できるのもうれしいですね。
Web明細やリボ払いにすると年会費が10,260円となり、おトクになります。
<お得にたくさんのマイルを獲得する方法>
マイルやクレジットカードについて一通りご説明しましたが、どれくらいのマイルが貯まれば無料で飛行機に乗れるのでしょうか?
■必要マイル数とは?
飛行機の路線やシーズンに応じて必要マイル数が異なります。
たとえば、ANAの東京~大阪間の片道必要マイル数は
ローシーズン(閑散期)で5,000マイル
レギュラーシーズン(通常)で6,000マイル
ハイシーズン(繁忙期)で7,000マイル
となっております。
つまり、東京~大阪間の往復航空券で大人1人当たり、最低10,000マイルが必要になります。
ローシーズンにマイルで東京~大阪間を往復したい場合を仮定しましょう。
必要マイル数は、10,000マイル。
飛行機に乗らずに買い物だけで10,000マイルを貯める場合、カードの還元率にもよりますが、仮に還元率1%の場合、約100万円分カードを利用すれば10,000マイル貯まります。
月換算で約8万4000円程度です。
買い物だけだと月に8万4000円を利用するのは難しい事もあるかもしれませんが、家賃、公共料金、光熱費等でもカードを利用すると10,000マイルは可能になるかと思います。
家族で無料航空券を利用したい、海外にも無料で行きたいという場合は、さらにマイル数が必要になり、クレジットカードの利用だけでマイルを獲得するのは難しいかと思います。
そんな時に、少し手間はかかりますが、飛行機に乗らずにマイルを獲得する方法をご紹介したいと思います。
■ハピタス
https://hapitas.jp/
近年、飛行機に乗らずにマイルを獲得する人のことを、「陸」でマイルを稼ぐことから「陸マイラー」と呼んでいます。
そんな陸マイラーがよく利用しているのが「ポイントサイト」になります。
ポイントサイト経由でクレジットカードの申込をしたり、商品を購入するとポイントがもらえ、それをマイルに変えて無料で飛行機に乗るのです。
ポイントサイトは数多くあり、ハピタス、ポイントタウン、ちょびリッチ、LINEポイント、Gポイント、Pexなどが有名です。
今回はポイントサイトの中でも有名なハピタスをご紹介します。
たとえば、上記でご紹介したソラチカカードを作る場合、ソラチカカードのサイトからクレジットカードを作ると、入会特典で1,000マイルもらえます。
一方、ハピタスに無料で会員登録をしてハピタスのサイト経由でソラチカカードを作ると入会特典1,000マイルに加えてなんと、ハピタスポイントが7,100ptもらえるのです。(2018年12月22日現在)
クレジットカードを作るほかにも、引越の見積もりをとるだけでポイントがもらえたり、ハピタス経由で楽天やAmazonでお買い物をしてもポイントが貯まります。
また、モニターとしてハピタスポイント対象の飲食店で食事をしてアンケートを送れば、飲食代の30%~50%がハピタスポイントで還元されます。
もらったハピタスポイントは楽天ポイント、楽天Edy、Amazonギフト券、Pexポイントなど色々なポイントと交換できるのはもちろん、現金にも交換できます。
そして、少し手間はかかりますが、マイルにも交換できるのです。
■ポイ探
ポイントサイトからマイルに交換する際、なくてはならないのが「ポイ探」サイトです。
このサイトは交換”元”のポイントから交換”先”のポイントまで、どのようなルートを通れば、あまり還元率を下げずにポイント交換することができるのかを一発検索できる優れモノです。
たとえば、ハピタスポイント10,000ptをANAマイルに交換する際、ポイ探で検索をかけると
ハピタス 10,000pt
↓
Pex 99,000pt
↓
ANA VISAカード 1,980pt
↓
ANAマイル 5,940マイル
となり、交換日数が69日となります。
つまり、ハピタス以外に、Pexというポイントサイトに登録し、そのポイントを
ANA VISAカードのポイントに交換。
それをマイルに交換すると5,940マイルになるということです。
途中、いくつかポイントサイトを経由させるので、ポイント交換する日数がトータル69日かかるという事もわかりますので、余裕をもって交換しましょう。
ポイ探は、マイルだけでなくいろいろなポイント交換ルートを検索できますので
ご興味ありましたら、いろいろ試してみましょう。
ただし、ポイント交換ルートは改変することがありますので、その都度確認しましょう。
また、マイルの有効期限は3年間になりますのでせっかく貯めたマイルやポイントの期限が切れないように注意しましょう。
以上、マイルを貯める方法をいくつかご紹介しました。
上記のような方法で飛行機に乗らなくてもマイルを貯めて、毎年海外旅行を楽しんでいる人も数多く存在します。
ご自分に合った方法で上手に賢くマイルやポイントを利用したいですね。
(文:山崎美紗)