「無料相談で相談を受けてくれるFPってどんな人?」
ライフプランの窓口で無料相談を担当しているFPに
インタビューを行いました。
当社で紹介しているファイナンシャルプランナーを知っていただくことはもちろん、
相談時の雰囲気を少しでも感じていただければと思います!
今回のFPさんは、大阪、兵庫を中心に活動されているファイナンシャルプランナーの平田 千賀子さん。
豊富な金融知識と細やかなヒアリングが依頼人から好評です。
「お客様の安心感を大切にしています」と語る平田さんのキャリアからプライベートまで、
たっぷりとお話を聞きました。
平田さんのこれまでのキャリアを教えてください。
地元・兵庫で銀行員として金融系のキャリアをスタートさせました。窓口業務やバックオフィスでのオペレーション業務を8年間経験しましたが、事務仕事よりも人と関わる外の営業がしたいと思い退職。仕事を探すなかで保険の世界に入ったという感じです。
深く考えずに入社した会社でしたが、営業の仕事が肌に合ったのか思いがけず約18年勤めることになりました。現在は総合保険代理店に所属し、ライフプランの窓口のお客様を含め多くの方のご相談に応じています。
ファイナンシャルプランナーになったきっかけは?
保険に携わってみると、商品そのものへの知識だけでなく金融の深い知識が必要であると分かりました。大きなお金が動く際の手続きや税金のこと、相続のこと……。様々な領域について幅広く精通することで、お客様に自信を持ってご提案できると考えたんです。
ただ保険を売るだけでは単なる販売員になってしまいます。保険の営業というと、ひと昔前までの少ししつこいイメージが残っている人も多いのではないでしょうか。
総合的な金融知識を身につけた上でお客様が本当に納得できる商品選びのお手伝いがしたいと考え、自発的にファイナンシャルプランナーについて学ぶことになりました。
これまでのキャリアを活かした平田さんの強みはどんなところだと思いますか?
金融業界に長く身を置いていますので、積み重ねてきた知識がそのまま強みとなっていますね。昔と今の制度の違いや変遷をお伝えできることは、お客様の安心感に繋がるのではないかと思います。
例えば30代のお客様であれば、ご両親が同じ年齢だった頃と年金負担額を比較しながら資産形成の大切さを伝えるようにしています。こういった具体的なお話はお客様にとってより身近に感じられるのではないでしょうか。
また何気ない会話の中でも、私自身の頃と比較して「今は以前より住宅ローンが安くなっていますので、その分資産運用に充てられて羨ましいです!」なんてお話ししたりもしますね。
忙しい日々を乗り切るリフレッシュの仕方や趣味があれば教えてください。
スポーツ観戦が趣味です。兵庫出身で大の阪神タイガースファンであった父親の影響で、野球を観るのがとくに好きですね。テレビでの応援はもちろん、球場に足を運ぶことも。休日には野球を中心に、中学までやっていたバレーボール、バスケットボール、サッカー、バドミントン、ゴルフ…球技全般観戦します。
ゴルフが共通の趣味であったことが夫との出会いのきっかけでした。最近はなかなか時間が取れず打ちに行けていないのですが……。私は自分でプレーするよりも観ている方が好きです。
実は、昨年仕事を通じてご縁があり、元阪神タイガースの選手と対談の機会をいただけたんですよ。短い時間でしたが、選手と直接会って話せたことが嬉しかったです!
ライフプランの窓口ではどのような相談を受けることが多いですか?
20~40代のご夫婦から結婚、出産、マイホーム購入などの大きなライフイベントを機に相談をいただくことが多いです。
私が直接お会いするのは関西圏、とくに大阪市内の方が多いですね。ご要望をいただけましたら、電車で行ける範囲であればどこにでも伺いますし、オンライン相談も承っていますので全国どこにいてもお話ができます。
お客様から相談を受ける際、どんなことを大切にしていますか?
細やかなヒアリングがお客様の安心感に繋がると考え、大切にしています。
最初は必ず、ライフプランの窓口を利用するに至った経緯を伺います。お客様の資料は手元にあるものの、あらためて口頭でも確認するようにしているんです。こちらからの問いかけに応じていただくなかで「こういう生活をされているんだな」「こんなことを大切にしているのかな」と普段の様子をより具体的にイメージすることができます。
オンラインのご相談でも問題ないのですが、やはり直接お会いした方が短期間で双方安心感をいだきやすいと感じています。一見、相談内容に関係のない話題からも得られる情報は多くあり、こういった会話は顔を合わせながらした方がスムーズ。また私がお客様を知りたいのと同じくらい、お客様も私自身をどういう人物なのか不安に思っているはずです。その不安をできるだけ早く払拭するためにも、face-to-faceでのやりとりを大切にしています。
またできる限り具体例を用いながら、分かりやすく説明するようにしています。
例えば生活費を見直す中で「最近は情勢的に飲み会が減っていると思いますが、お小遣いの額は適切ですか?」という投げかけや「格安SIMへの乗り換えで余裕ができた分を資産運用に回される方もいらっしゃいますよ」といったような感じです。
お金の事情は周囲の人と共有しづらい話題でもありますので「このくらいが一般的ですね」「先日も同じようなご相談がありましたよ」と同世代のお客様の傾向を伝えることで安心していただけることも多いですね。
お客様に接する上で心がけている雰囲気づくりなどはありますか?
どなたも気兼ねなくお話しできる雰囲気づくりを心がけていますね。お客様が複数でご相談に来られたときにはとくに意識しています。
ご夫婦揃って相談に来られるケースが多いのですが、そういう場合はどちらかが取り残されることのないよう、旦那様にも奥様にもご意見を伺えるよう気を配っています。旦那様がメインで話されている場合でも「奥様はどうですか?」と投げかけて反応を見ています。
お二人でご相談に来られているということは、お二人で事前に話をして来られたということ。そうでなければお一人で来られますよね。どんなに素晴らしいライフプランができたとしても実行されるのはお二人なので、ともに納得感のある内容となるようにと考えています。
「平田さんの穏やかな雰囲気が話しやすかった」と言っていただくことが多く、嬉しい限りです。人が好きで、純粋に目の前の人のことを知りたいと思っているからかもしれません。街を歩いているとよく道を尋ねられるんですよね、方向音痴なのに。話しかけやすい雰囲気が出ているからだといいのですが……。
ずばり、ライフプランはどんな人に必要だと思いますか?
すべての人に必要だと思います。
先ほど触れたように、実際にご相談をいただくお客様は子どもが生まれたご夫婦、マイホームを購入した方などが多いです。その他のタイミングとしては「そろそろ恋人にプロポーズしようかな?」とお考えの方。多くはないですがお会いすることがあり、ベストタイミングで来ていただけたなと感じます。また転職されるときなどもよいタイミングですね。変化に応じてライフプランを見直すことで、将来への漠然とした不安を解消するお手伝いができます。とくにライフステージの変化により収入が下がる場合には見直しをおすすめします。
それから、離婚も結婚と同じくらい大きな人生の変化のタイミングですよね。保険の契約内容を例に挙げれば、旦那様は受取人を奥様にされている場合が、奥様はお子様にされている場合が多く、状況に合わせた変更が必要です。こういうときにこそ、トータルコンサルティングできるファイナンシャルプランナーの存在が重要となります。
とくに保険は「入口」である加入はもちろん、加入後の「出口」となる受取り・解約も同様に大切です。保険のプロとしてご契約をお預かりした責任を持ち、最後まで安心してお任せいただけるようにお付き合いしています。
最後に、相談を迷っている人に向けてメッセージをお願いします。
まずはなんでもお気軽にご相談ください、とお伝えしたいです。「こんな些細なことを聞いてもいいのかな?」と不安な方もいらっしゃるかもしれませんが、どんなことでも受け入れますのでご安心ください。
様々な方向からお話を伺ううちに、ご相談内容の奥に秘められたお客様の夢が見えてくることがあるんです。10年、20年先の夢を共有させていただき、長い人生、お客様の転機にあたたかく寄り添える存在となれましたら私も幸せです。
(聞き手・綾 里枝)