人生に3度あるといわれる「お金の貯め時」。
その一つ目が子供ができるまでの新婚カップル時期になります。

共働きで子供もいない今だからこそ、趣味や旅行等やりたいことはたくさんあると思います。
大切なのは、家計のバランスです。
今しかできない事を楽しみながら、貯め時を逃さないよう、上手にバランスを取りながらお金のコントロールをしていきましょう。

今回は、新婚カップルの家計費の目安についてご紹介したいと思います。

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新婚カップル 家計費の目安はいくら?

新婚カップルの生活費は、目安はいくら位なのでしょうか?
一般的に、世帯手取り月収に対して以下の割合が適当とされています。

住居費:25%
食費・日用品費:15%
水光熱費:5%
通信費:5%
保険料:5%
こづかい・その他:25%
貯蓄:20%

つまり、新婚カップルの手取り月収が毎月30万円の場合は…

住居費:7.5万円
食費・日用品費:4.5万円
水光熱費:1.5万円
通信費:1.5万円
保険料:1.5万円
こづかい・その他:7.5万円
貯蓄:6万円

新婚カップルの手取り月収が毎月40万円の場合は…

住居費:10万円
食費・日用品費:6万円
水光熱費:2万円
通信費:2万円
保険料:2万円
こづかい・その他:10万円
貯蓄:8万円

と、なります。
それでは、実際、新婚カップルは毎月いくら位の生活費を使っているのでしょうか?

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新婚カップル 実際に毎月の生活費をいくら使ってる?

ゼクシィが行っている「新生活準備調査2016」によりますと、新婚カップルの収支は以下の結果となっています。

■新婚カップルの平均年収

夫:463.2万円
妻:323.9万円

■新婚カップルの月額生活費

住居費:8-10万円(27%)       平均7.9万円
食費・日用品費:3-4万円(33%)   平均4.1万円
水光熱費・通信費:2-2.5万円(24%) 平均2.2万円
保険料:2-2.5万円(20%) 平均2.2万円
こづかい・その他:6万円(31%) 平均2.4万円
【内訳】被服・理容費1-2万円(41%) 平均1.6万円
交際費・趣味レジャー費:1-2万円(29%)  平均2.6万円
その他生活費:1-2万円(23%) 平均2.9万円
貯蓄:2-4万円(19%) 平均9万円
※()内は、最多価格帯の割合

新婚カップルが実際に毎月使っている生活費の平均額は、おおむね適正範囲内に収まっているようです。

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いかがでしたでしょうか?
今回は、新婚カップルの家計費の目安についてご紹介しました。
もし、いくつかの項目が適正範囲内に収まっていなくても、全体がおおむね範囲内に収まっていれば大丈夫です。
先述のとおり、大切なのは家計のバランスです。
交際費だけはゆずれないので、外食の回数を減らしてみる、食費は削れないので少し家賃の安いアパートに引っ越す等、優先順位を付けると家計のバランスが取りやすいかもしれません。

生活費の中で節約しやすいのは、固定費です。
住居費、光熱費、通信費、保険料などは毎月大体決まっているので、家賃を下げる、安い電力会社に乗り換える、格安スマホにする、保険を掛け捨てにする等で節約することは可能です。
また、貯蓄も引き落としで別口座に振り分け、先取り貯蓄にすると、貯金しやすいです。

家計費の目安を参考に、家計全体のバランスを考えながら、生活費のコントロールをしていきましょう。

文:山崎美紗 
ファイナンシャルプランナーCFP®
FP1級技能士、整理収納アドバイザー

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