2019年6月16日(日)16時半~18時放送 テレビ朝日サンデーステーションに、ライフプランの窓口 事務局担当FPの高橋成壽が「シニア期のライフプラン相談」を担当し、その模様が放送されました。
老後資金は2000万円で足りるのか?
今回取材の依頼を受けた経緯は、金融庁の金融審議会の市場ワーキンググループ報告書において、老後資金として2000万円用意する必要がある、という内容の検証を行うことになったことである。
ライフプランの窓口で相談を担当したAさんは、老後資金が80歳時点で1500万円不足、100歳時点で4000万円不足となる見込みです。
年金収入は200万円、生活費は300万円。
毎月の生活以外に発生する、税金や帰省費などは含めていません。
政府の発表した2000万円という数字よりも、大きな金額が不足します。
これから投資をしようにも、投資経験がないため、新しく投資を始めることもリスクです。
政府は若いうちから、コツコツ積立投資をすることを推奨しています。
一方で、このような現実を目の当たりにして、若い人たちは老後の不安がより大きなものになったであろうと、想像がつきます。
というのも、これは既に年金生活に突入した人の話で、若い人にとってはこれよりもっと厳しくなる状況しか想像することができません。
若い方々は、老後資金5000万円を目標にされるとよいでしょう。
執筆:高橋成壽(ファイナンシャルプランナー)