子供が生まれると、出生届や出産育児一時金など、色々と手続きをする必要があります。手続きする場所も役所や勤務先などさまざまです。

今回は、妊娠や出産に関する手続きやお金の準備についてご紹介します。

目次

妊娠がわかったらどうすればいい?

役所で行うこと

  • 妊娠届を提出・・・母子手帳や検診無料券がもらえます。

勤務先で行うこと

  • 産休、育休申請

出産後の手続きはどうすればいい?

病院で行うこと

  • 出産育児一時金・・・基本的には、病院と健保組合が直接やりとりする「直接支払制度」ですが、「受取代理制度」を利用する場合は、ママが勤務先にて手続きします。

役所で行うこと

  • 出生届を提出・・・出生後14日以内に提出。パパや同居者が行うことも可能です。
  • 児童手当を申請・・・基本的には役所で行いますが、公務員の方は勤務先で行います。

※児童手当(子ども手当)の特例給付の適用条件が一部変更になる可能性があります。その場合、共働き世帯や高所得世帯は支給停止になりそうです。すでに一部では「子育て罰」と言われており、少子化対策に取り組む政府の方針に沿わないばかりか、子育て世帯の家族計画にも悪影響を及ぼすこと必至です。

  • 乳幼児の医療費助成を申請・・・東京都の場合は、子供が中学3年生になるまで入院通院ともに医療費の自己負担がありません。

勤務先で行うこと

  • 赤ちゃんの健康保険加入の手続き・・・パパの扶養に入れるならパパの勤務先、ママの扶養に入れるならママの勤務先。
  • 出産手当金申請・・・産後56日以降に健保組合で行います。郵送でも可能かを事前に確認しておくと良いでしょう。
  • 育児休業申請・・・産休に入る1か月前までに「育児休業給付金支給申請書」と「育児休業給付受給資格確認票」を提出する必要があり、産休開始後も2か月ごとに申請が必要です。

妊娠がわかったらどうすればいい?

役所で行うこと

  • 妊娠届を提出・・・母子手帳や検診無料券がもらえます。

出産後の手続きはどうすればいい?

病院で行うこと

  • 出産育児一時金・・・基本的には、病院と健保組合が直接やりとりする「直接支払制度」ですが、「受取代理制度」を利用する場合は、パパが勤務先にて手続きします。

役所で行うこと

  • 出生届を提出・・・出生後14日以内に提出。パパや同居者が行うことも可能です。
  • 児童手当を申請・・・基本的には役所で行いますが、パパが公務員の方は勤務先で行います。
  • 乳幼児の医療費助成を申請・・・東京都の場合は、子供が中学3年生になるまで入院通院ともに医療費の自己負担がありません。

パパが勤務先で行うこと

  • 赤ちゃんの健康保険加入の手続き

お金の準備は何があるの?

国民健康保険中央会のデータによりますと、平成28年度の都道府県別の平均的な出産費用が一番高い都道府県は東京都で、平均で621,814円になります。全国平均では505,759円となっています。

また、ライフネット生命の「先輩ママに聞く、妊娠出産時のお金に関する調査」によりますと、出産費用の自己負担平均額は27万円となっています。

出産後、出産育児一時金が42万円支給され、自己負担はだいぶ軽減されるものの、自己負担分のお金の準備は必須になります。

また、2014年にベビーカーやベビーグッズのメーカー「コンビ」が実施したアンケートによりますと、マタニティ関連グッズやベビーグッズなど、出産準備にかかった費用で一番多かったのは5万円~10万円という価格帯でした。

第一子の場合、いまいち何を用意して良いかわからない場合もあるかと思います。

かわいい我が子のために、あれこれ用意したい気持ちはわかります。

そこでベビーグッズを用意する際、特にベビーベッドやハイローチェアなどの大型グッズは、

  • 友人から借りられる場合は、ありがたく貸していただく
  • 購入が必要な場合は、使用後に売れるか?を考える

という目線でベビーグッズを揃えてみてはいかがでしょうか。

著者の場合は、ベビーベッドは友人からお借りし、ハイローチェアは、自動でスイングする少し値段が高い物をメルカリにて中古で購入しました。

我が子が数か月使用した後も状態が良かったのと人気商品だったため、再度メルカリにて購入価格とほぼ同額で売却することができました。

メルカリやヤフオクで事前にベビーグッズの価格を調査し、それほど値が落ちない人気商品等でしたら、レンタルではなく中古等で購入して、使用後メルカリ等で売却するという方法もあります。

子供は成長するにしたがって、ますますお金がかかります。

ベビーグッズは、一時しか使用しない物ですので、揃える際には、いろいろと吟味して賢くお得に揃えましょう。