1. HOME
  2. ブログ
  3. 社会保険・年金
  4. 専業主婦で夫が亡くなると遺族年金はいくらもらえるの?

COLUMN

お金のコラム

社会保険・年金

専業主婦で夫が亡くなると遺族年金はいくらもらえるの?

社会保険・年金

一家の大黒柱に万一のことがあった場合、残された遺族に支給されるのが「遺族年金」です。
遺族年金は、亡くなった方の働き方(自営業や会社員等)や家族構成によっても支給額が異なります。
まずは、遺族年金のしくみをおさらいしましょう。

<遺族年金のしくみを理解しよう>
遺族年金は、「遺族基礎年金」と「遺族厚生年金」にわけられます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。

■遺族基礎年金

支給要件・・・被保険者または老齢基礎年金の受給資格期間が25年以上ある者が死亡したとき
(ただし、死亡した者について、保険料納付済期間(保険料免除期間を含む)が加入期間の3分の2以上あること)

対象者・・・死亡した者によって生計を維持されていた
・子のある配偶者
・子(18歳到達年度の末日(3月31日)を経過していない子)

■遺族厚生年金
支給要件・・・
1.被保険者が死亡したとき、または被保険者期間中の傷病がもとで初診の日から5年以内に死亡したとき
(ただし、遺族基礎年金と同様、死亡した者について、保険料納付済期間(保険料免除期間を含む)が
国民年金加入期間の3分の2以上あること)

2.老齢厚生年金の受給資格期間が25年以上ある者が死亡したとき

対象者・・・
死亡した者によって生計を維持されていた
・妻
・子、孫
・55歳以上の夫、父母、祖父母(支給開始は60歳から。ただし、夫は遺族基礎年金を受給中の場合に限り
遺族厚生年金も合わせて受給できる)

遺族基礎年金の方が、支給される対象者の範囲が狭く、
18歳未満の子供がいる妻もしくは夫にしか年金が支給されません。

無料のFP相談、無料のライフプラン相談を利用して、
ファイナンシャルプランナーに相談する。

<遺族年金の支給額は、家族構成で異なる>
遺族年金の詳細をおさらいした所で、実際に遺族年金がいくらもらえるのか、家族構成別にシミュレーションしてみましょう。

■妻は専業主婦、子供が1人のケース

<前提条件>
会社員の夫 在職時に死亡
老齢厚生年金額 40万円 20年加入
妻 専業主婦 
子供 18歳未満 1人

遺族基礎年金・・・妻 779,300円 子224,300円(定額)
遺族厚生年金・・・
計算式)
「これまでの加入実績に応じた老齢厚生年金額」÷加入月数×300か月(25年)×3/4
40万円÷240か月(20年)×300か月(25年)×3/4=375,000円

夫死亡時から子供が18歳になるまで、毎年1,378,600円(779,300円+224,300円+375,000円)
遺族基礎年金と遺族厚生年金が支給されます。

その後、子供が18歳になった時点で遺族基礎年金は終了。
その時点で妻が40歳を超えていたら妻が65歳になるまで960,100円
(遺族厚生年金375,000円+中高齢寡婦加算585,100円)が支給されます。

65歳以降は自分の老齢基礎年金+遺族厚生年金を受給できます。
(妻が老齢厚生年金を受給できる場合は、遺族厚生年金は停止します)

■妻は専業主婦、子供がいないケース

<前提条件>
会社員の夫 在職時に死亡
老齢厚生年金額 40万円 20年加入
妻 専業主婦 
子供 なし

遺族基礎年金・・・支給なし
遺族厚生年金・・・

「これまでの加入実績に応じた老齢厚生年金額」÷加入月数×300か月(25年)×3/4
老齢厚生年金額が40万円で20年加入していたら……
40万円÷240か月(20年)×300か月(25年)×3/4=375,000円

夫死亡時から毎年375,000円(遺族厚生年金分のみ)支給されます。
夫死亡時に妻が40歳を超えていたら、妻が65歳になるまで毎年960,100円
(遺族厚生年金375,000円+中高齢寡婦加算585,100円)が支給されます。

65歳以降は自分の老齢基礎年金+遺族厚生年金を受給できます。
(妻が老齢厚生年金を受給できる場合は、遺族厚生年金は停止します)

<まとめ>
遺族年金の詳細をおさらいし、いくら受給できるのかをシミュレーションしてみました。
遺族年金は、対象者の仕事、家族構成や年齢によっても支給額が異なります。
ご自分のケースを詳しく確認したい方は、年金事務所やファイナンシャルプランナーにご相談ください。

関連記事

ライフプランの窓口について 相談theme お金のコラム お知らせ FPに相談する