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ライフプランを自分でつくる時の注意点とアドバイス

ライフプランを作ってみたいが、いまいち作り方がわからないという方もいらっしゃるかと思います。
そこで、今回は、ライフプラン表の作り方とライフプランを上手に立てるコツについてご紹介していきたいと思います。

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ライフプラン表の作成方法、ライフプラン表とは、いわば「人生の設計図」です。
エクセル等の表に現在から数十年先までの家族の年齢やイベント、収支や貯蓄額の推移を入力します。
いつまでにいくら必要か?このままの生活を続けると将来的に貯蓄額はいくらになるか?など、ライフプラン表を作成することにより、家計の将来が見渡すことができます。

ライフプランの作成手順は、とてもシンプルで簡単3ステップです。
① ライフイベントを書きだす
② 月額収支、貯蓄額を書きだす
③ エクセルもしくはライフプラン作成ツールに入力

まず、これから先、起こり得るイベントや希望するイベント、つまり人生の設計図であるライフイベントを書きだします。
3年後に第一子中学入学、4年に一度海外旅行に行きたい、5年後にマイホームがほしいなど、できるだけ具体的に書きましょう。

次に、毎月の収入、支出、貯蓄額などを書きだし、エクセルやライフプラン作成ツールに入力しましょう。

日本FP協会の便利ツールでは、ライフイベント表、ライフプラン作成表
(家計のキャッシュフロー表)等がダウンロードできますので、適宜利用してみてくださいね。

日本FP協会 
便利ツール
https://www.jafp.or.jp/know/fp/sheet/

次にライフプランを上手に立てるコツをご紹介したいと思います。

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ライフプランを上手に立てるコツ

上記のライフプランを作成してみると、将来の家計がある程度見渡せると思います。
ここからは、ライフプランをさらに正確にシミュレーションするためのコツをご紹介したいと思います。

ライフプランを上手に立てるコツとしては次の3点になります。
① 変動率入力
② バランスを考える
③ 定期的に見直し

まず、変動率を加味すると、より正確なライフプランのシミュレーションが出来上がります。
給与や教育費等、今のお金の価値は30年後も同じ金額・同じ価値ではありません。
そこで、ライフプラン表に変動率の項目を設け変動率を反映させるのです。

先述の日本FP協会の便利ツール、家計のキャッシュフロー表の年齢や生活費等の項目の右隣の行にセルを挿入し、変動率を入力します。(例:給与1%、教育費2%)

たとえば、給与の手取り400万円を1%で変動させたい場合は、下記のようになります。

1年後:400万円×(1+変動率0.01)=404万円
2年後:400万円×1.01×1.01=408万円
3年後:400万円×1.01×1.01×1.01=412万円
※1万円未満切り捨て

給与、生活費、教育費、その他支出等は1%~2%を目安に変動率を加味して、ライフプランのシミュレーションを行いましょう。

そして、次のライフプランを上手に立てるコツとしては、全体のバランスを見て、ライフイベントを立てましょう。
お子さんの教育費等その年に確実にかかる支出は別として、旅行や車の買い替えなど、融通が利くものは全体的なバランスを見てライフイベントを立てるようにしましょう。

最後に、ライフプランは一度作ったらおしまいではありません。
毎年、ライフイベントごと、3年に一度など、適宜見直して更新していくことで、将来的に大きなブレが少なくなりますので、定期的にライフプラン表の見直しを行いましょう。

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今回は、ライフプラン表の作り方、ライフプランを上手に立てるコツについてご紹介しました。
年末、ご家族で話し合い、新年からライフプランを立ててみるのはいかがでしょうか?

(文:山崎美紗)

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