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65歳以上世帯の平均預貯金額が2,003万円と判明。あなたの家庭はどうですか?

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総務省の全国消費実態調査によると、65歳以上の高齢世帯の平均的な預貯金額が判明しました。

全国平均で2003万円、
1位 東京都2689万円、
2位 奈良県2527万円
3位 愛知県2519万円

45位 秋田県 1184万円
46位 青森県 874万円
47位 沖縄県 660万円
となりました。

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■あなたの貯蓄はいくらですか?定年までにいくら貯まりますか?

日本で有数の貯蓄率を誇るのが北陸です。
6位 石川県2277万円
10位 富山県2205万円
19位 福井県1967万円
と上位にランクインしています。

北陸は豪雪地帯特有の考え方かもしれませんが、貯蓄率が高いと言われています。
しっかり貯めて、がっちり守る。
アリとキリギリスでいうとアリタイプなのかもしれません。

一方で、キリギリスに属する地域は、温暖な気候で人気のある地域です。
47位 沖縄県660万円
44位 大分県1221万円
43位 鹿児島県1275万円
40位 宮崎県1309万円
となります。
九州男児の切符の良さで、お金が貯まりづらいのかもしれません。

以外に貯蓄率が低かったのが、
46位 青森県874万円
45位 秋田県1184万円
42位 宮城県1285万円
41位 山形県1294万円
と、東北地方が全国的に低水準となります。
経済的な地盤沈下も影響している可能性もありますが、北陸地方との差が気になるところです。

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日経新聞によると、北陸は所得水準が高く、沖縄は所得水準が低いとのこと。
北陸地方は共働きが多いという話もございますので、1人の所得が高いというよりも、世帯の所得が高くなっているようです。
現役世代の皆様におかれましては、県民性や地域ごとの所得水準という要素も踏まえつつ、ご自身で貯蓄を励行されることをお薦めいたします。

特に、貯蓄額の低い地域出身の方は、知らず知らずのうちに、お金の貯まらない生活スタイルで、子どものころからの教育を受けている可能性が高く、意図せずお金を使う生活スタイルになっている懸念があります。
お金の使い方が他人と比べてどうなのかは、自分ではわからないものです。
我が家のお金の使い道は問題ないか、将来お金が足りなくならないか、などFPが利用する専用のライフプランソフトを使って、将来を見える化してみるのがお勧めです。

将来の準備をきちんとすることが、自己責任と言われている今の世の中を安心して暮らす方法の一つと言えそうです。
準備をしっかりすることで、将来もしっかりしてくるのは、仕事と同じかもしれません。
未来の支出がわかるからこそ、早目の準備、コツコツ貯蓄が成果を出すのです。

執筆:高橋成壽(ライフプランの窓口 事務局)

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