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障がいをもつ子供の育て方 学校編 (特殊学級、障がい児学級について)

子育て

人は様々な個性や能力を持って生まれてきます。

生まれつき障がいがある子供や成長するに
したがって、発達障害等がわかってくる場合も
あります。

漢字は得意だけど、文章を書くのは苦手。
計算は得意だけど、図形は苦手など、
人には得手不得手があると思いますが、その人の
生活環境との間にはっきりとしたミスマッチが
起こり、不具合が生じるのが発達障害です。

発達障害の可能性がある人は、日本の人口の
約10%いると言われていますが、実際、
専門機関で発達障害と診断されるのは
その半分の約5%になります。

障がいを持つお子さんの場合、進路で悩まれる
親御さんも多いかと思いますが、どのような進路が
あるのでしょうか?
<進路はどうする?>
特別支援教育ってなに?

特別支援教育とは、2007年(平成19年)に
始まった制度で、お子さんひとりひとりに
合わせたオーダーメイドの教育を目的として
作られたものです。

もともと、「特殊教育」と呼ばれていて、
学校側が「普通学級」「特殊学級」
「盲・ろう・養護学校」に子供を分類してきましたが
特別支援教育では、教育委員会が専門家の意見も
踏まえながら、ご家族やお子さんと一緒に
支援内容を考えていきます。
<小学校、中学校にはどのような支援があるの?>
■通常学級

子供の障がいの度合いによって、
障がいがない子供と同じように通常学級に
通うことは可能です。

文部科学省によりますと、就学基準に該当する
障がいのある子供は、特別支援学校に原則就学する
という仕組みがありましたが、今は改められ、
以下のようになりました。

“障がいの状態、本人の教育的ニーズ、
本人・保護者の意見、教育学、医学、心理学等
専門的見地からの意見、学校や地域の状況等を
踏まえた総合的な観点から、就学先を決定する
仕組みとすることが適当である。”
(文部科学省”就学相談・就学先決定の
在り方について”より引用)

そのため、障がいがある子供は必ずしも
特別支援学校に通う必要はなく、障がいの度合い等
にもよりますが、希望すれば通常学級等の
選択肢もありえるということです。

■特別支援学級

特別支援学級は、主に3つあり、弱視、
知的障害、情緒障害に分かれており、学校に
よって設置されている学級が違います。

詳しくは、お住いの区役所にお問い合わせ
くださいませ。

■特別支援学校

特別支援学校は、病弱児、肢体不自由等の子供が
教育と自立することを目的に知識や技術の習得を
行う学校になります。

本来は、比較的重度の障がいを持つ子供を対象と
していますが、高等部では軽度の障がいを持つ
子供も受け入れています。

■通級学級

「通級学級」とは、発達の遅れや難聴、言語障害
学習障害等を持つ子供に対して、その子の特性や
障がいに合わせて授業をしてくれる
学級になります。

通常学級や特別支援学級に通いながら、
通級学級に週1度程度の頻度で通って
支援を受けるシステムです。

発達障害のある子供の中には、小さいころから
「ダメ」「ちゃんとしなさい」と怒られることも
多く、自己肯定感が育ちにくい場合があります。

自己肯定感が低いと、不登校や非行に走る
「二次障害」が起こる可能性もありますので、
通級学級では自己肯定感を育むことを重視
しています。

■私立小学校、私立中学校

数は少ないですが、私立の小学校、中学校で
障がいのある子供を受け入れている
学校もあります。
私立武蔵野東学園では、自閉症児との混合教育を
行っています。

校風や教育方針などが、その子供に合っている
ようでしたら、募集枠は少ないですが
私立を受験するという選択肢もあるかと
思います。

<高校にはどのような支援があるの?>

中学校を卒業したら、主に3つの進路が
あります。

一般の公立高校に進学、特別支援学校の高等部に
進学、もしくは就労するという進路を選ぶ方が
多いかと思います。

高校に進む場合は、その後の人生でどのように
お金を稼いでいくのかという所に焦点をあてて
生活できるようにしましょう。

どの進路を選ぶにしても、各学校との連携、
特別支援コーディネーターやサポート機関との
連携が重要になってきます。

親御さんやお子さんだけで悩まず、
周りのサポートも受けながら、そのお子さんの
能力を伸ばしてくれる、お子さんに合った
学校選びが重要になります。

相談窓口としては、保健福祉センター、
かかりつけの小児科、療育センターや
児童相談所等の専門機関がありますので、
相談しやすい所にまずは相談されると
良いかと思います。

(文:山崎美紗)

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